伊勢丹はマレーシア文化との融合を追求する

月曜日 , 25, 12月 2017 Leave a comment

クアラルンプールにある日本の伊勢丹百貨店の一店舗が、市内中心部のペトロナス・ツインタワー近くの商業施設にあります。

10月に1周年を迎えた日系小売店である伊勢丹のクアラルンプール支店はライフスタイルに関連する製品とサービスを専門としており、現地のスタイルと融合させたブランドを展開しています。
この店舗では、800種類を超える日本の食品や衣類などを扱うブランドがあり、フードコートでは日本料理を楽しめる他、マレーシア人デザイナーによる着物の生地を使ったドレスの様に文化を融合させた商品もあります。
2016年10月27日に開店した「Isetan The Japan」は、11,000平米の6階建ての施設で、クアラルンプールの商業・エンターテインメント地区であるBukit Bintangにあり、500の日系ブランドを独占的に販売しています。
最近のNNAのインタビューで店長の古家氏は「私たちは常にお客様から肯定的なフィードバックを受けています。日本を訪問したお客様からは、伊勢丹新宿店(東京の旗艦店)と同等と評価して頂き、とてもありがたく感じています。」と話しました。
この店舗は、伊勢丹三越ホールディングスとクールジャパン機構のジョイントベンチャー(海外で日本の文化や商品を拡販するための官民投資ファンド)が運営していますが、古家氏は分野毎の売上高と業績については言及しませんでした。
古家氏は、原宿のファッション(色、デザイン、個性を織り交ぜてデザインされた若者向けのストリートファッション)が想定ほど人気が出なかったので、他のブランドと置き換えた例をひき合いに、試行錯誤して従来の百貨店の店舗を改善した取り組みを説明しました。
着物の生地で作られたドレスは、今年のハリラヤ(イスラム諸国の断食後の祭り)の期間に販売が伸びました。「これは、日本の文化に現地の特色を加えて、地元の顧客と共有した一例です。
また、マレーシアでは外食文化への関心が非常に強いので、顧客がダイニングを楽しめるように最大限の工夫をしています。購入した高級牛肉をその場で調理したり、シーフード店で購入した刺身(スライスした生魚)をワインカウンターで日本酒を飲みながら楽しむこともできます。」と古家氏は話しました。
顧客の90%は地元住民が占めており、他には観光客が訪れます。商品の価格帯は、一部に高級品も含まれますが、より広範な顧客層に対応できるように幅を持っています。
店舗のコンセプトは、決して変わることのない、日本の誇れる価値観を拡げていくことですが、マーケティング戦略においては「製品中心から市場への移行」という点に着目し、ビジネスにこだわるよりも消費者のニーズに焦点を当てるようにしています。

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